第48話 ページ49
〜ラプラス市路上1〜
カ「市長官邸に侵入した時のこと、覚えてるな?」
カ「人一人分くらいの穴や、多少の段差は・・・・・・私だけなら越えて移動することができる。」
A「確かにそう言っていたな。」
カ「私が先に行って、お前らでも歩ける足場を作ってやろう。道路をぐるっと歩いて行くより人目につかず、早い。」
A「そうだな、警察に見つからずに行動できるならその方法が一番だ。」
ノ「・・・・・・お願いしますわ。」
カ「そのお友達とやらの家の詳しい場所はわかっているのか?」
A「僕と姉さんは何度か家に行ったことがある。場所については問題ない。」
カ「ならばいい。行くぞ。」
僕と姉さんはカロンが木箱を落として作った足場を進んだ
〜ラプラス市路上2〜
ノ「この先はどうやって進みますの?」
姉さんの言う通り僕達がいる所の周りには歩けそうな場所がない
カ「この家の中を通って向こう側に行く。」
と言うカロンの目線の先にはドアが開いている家があった
ノ「た、確かに急いではいるけれど・・・・・・人様の家の中を通路がわりにするのはマズいんじゃなくて・・・・・・?」
カ「市長官邸に侵入したヤツが今さら何を?あそこよりマズい場所なんかこの市のどこにもない。」
A「まあ、この家の中を通る以外に方法はないし僕は行くぞ。」
そう言うとAは先に家の中に入った
カ「ほらAが決心したんだぞ?」
ノ「・・・・・・もう、わかりましたわ!人がいなかったら、ちょっと通らせてもらうだけですわよ!?」
そしてノエルとカロンもAを追うように家の中に入った
家の中には家主はいなかったその後A達は階段を降り下に降りた時・・・
猫「にゃーん」
一匹の白猫がいた
カ「ぬ・・・・・・。」
ノ「あら、可愛いにゃんこですこと。」
猫「にゃーん」
すると猫はAの方へと来た
A「どうしたんだ?」
と僕が正座すると
猫「にゃーん!」
猫は僕の膝の上に乗り丸まった
A「ふふ、可愛い」
A「甘えん坊な猫さんだな。」
ノ「きゃあああああ!Aとにゃんこのツーショットですわ!!!(パシャパシャ」←
とノエルはカメラを取り出し写真を撮り始めた←
ノ(しかもAにさん付けで呼ばれるなんて羨ましいですわ!!!)←
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作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2017年10月29日 12時