第47話 ページ48
カ「・・・・・・・・・・・・。」
カ「・・・・・・それはバロウズへの復讐として・・・・・・第二の契約にのっとって『助けて』ということか?」
カ「もしそうならば、もちろん力を貸そう。だが復讐に関係ないのなら、そうはいかん。」
A「そ、それは・・・・・・。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
A「・・・・・・まだ復讐とは、言い切れない・・・・・・。」
カ「・・・・・・・・・・・・。」
カ「・・・・・・バカ正直なヤツだ。急いでいるならてきとうに誤魔化せばいいものを。」
カ「どうせお前らだけで行かせれば向こうで警察に捕まって終わりだ。それは私も困る。」
カ「・・・・・・急ぐのなら地上の道など使うことはない。建物の屋上を通って一直線に行くぞ!」
A「・・・・・・た、助けてくれるのか?」
何だかんだ言ってカロンは僕を助けてくれる
本当に悪魔なのか?と疑ってしまう程だ
カ「悪魔を騙さず、利用しようとせず・・・・・・契約と真剣に向き合うヤツは嫌いじゃない。」
カ「・・・・・・返事は保留にしてやる。復讐するのかしないのか・・・・・・さっさと決めておけよ!」
と言うとカロンは僕と姉さんを抱き抱えた
ノ「・・・・・・な、何をするつもりですの!?」
A「お前まさか!?」
カ「決まってるだろ、飛び降りるんだよ!」
そしてカロンは僕達を抱き抱えたまま飛び降りた
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作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2017年10月29日 12時