検索窓
今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:49,096 hit

第42話 ページ43

カ「ここから正反対、三階右端の廊下の窓からならそのまま公道に出られるはずだ!そこまで何も考えずに走れ!」



A「・・・・・・・・・・・・。」



ノ「A!しっかりしてくださいまし!」



今のAはあまりにもショックが大きく二人の声は聞こえてなかった



カ「・・・・・・ちっ!行くぞ!」



失意の状態のAをカロンとノエルの二人で引っ張りながら次々とやって来る追っ手から逃げる



カ「次から次へと・・・・・・」



ノ「もう!一体この官邸内の警備は外より薄いんじゃなかったんですの!?」



カ「こうなることも計算済みだったということか・・・・・・」



そこから警備員をカロンが倒しながら廊下を進みひとまず警備員を撒くことに成功した



カ「・・・・・・おい、いい加減正気に戻れ!」



A「・・・・・・市長が、順位を・・・・・・。じゃあ、僕は、何のために・・・・・・?」



・・・・・・今まで何のために努力をしてきたんだ・・・・・・?



ノ「・・・・・・ダメですわね。」



カ「・・・・・・ちっ、こうなるとわかっていたからイヤだったんだ・・・・・・!」



その時・・・



カ「・・・・・・・・・・・・!」



ノ「A!!!危ないですわ!!!」



A「・・・・・・あ」



背後から警備員とガスマスクを付けた怪しい男がAに攻撃しようとしていた



ドン!



カ「ぐっ!」



A「カ、カロン・・・・・・!」



咄嗟にAを庇ってダメージを受けたカロン



カ「・・・・・・この程度で悪魔を殺せるとでも思ったか!?」



???「・・・・・・フ・・・・・・。」



ガスマスクの男はそのままどこかに行ってしまった



カ「・・・・・・ボサッとするな、走れ!すぐに次が来るぞ!」



A「ぼ、僕は・・・・・・。」



カ「言っておくがお前が勝手に死ぬことは許さん!第一の契約をなかったことにするまではな!」



カ「さあ、あと少しだ!行くぞ!」



A「・・・・・・・・・・・・。」



その後も追って来る警備員から逃げ続け三階右端の廊下の窓に着いた



カ「掴まってろ、飛び降りるぞ!」



バリーン!!!



そしてカロンはAとノエルを抱き抱える形で三階から飛び降りた

第43話→←第41話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2017年10月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。