第４０話 ページ41
A「・・・・・・・・・・・・。」
A「・・・・・・で、でも・・・・・・。」
A「ラプラスが、横暴なステラステージから解放されたことは・・・・・・事実なんですよね・・・・・・？」
バ「ラプラスが解放・・・・・・？」
バ「・・・・・・ふはっ、いや、失礼。シビラになんて言われた？」
バ「ステラステージが式典奏者と繋がっているとか金の力でラプラスを支配しようとしてるとか、そんな感じか？」
バ「・・・・・・それ、全部デタラメなんだよね。」
バ「ステラステージはピアノコンクールには関わってないしラプラスに支社を置く以上のことは何もしていない、ただの企業。」
バ「お前をその気にさせるための作り話ってわけだ。」
A「・・・・・・・・・・・・。」
バ「・・・・・・さあ、気は済んだか？済んだならそろそろ消えてもらおうか。」
するとバロウズの私室の左右の通路から銃を持った警備員が出てきてA達の周りを囲った
カ「・・・・・・ちっ、いつの間に！」
ノ「まだこんなにいたなんて・・・・・・」
バ「今のオレなら、別にお前に遅れをとることはないだろうが・・・・・・まあ念には念を、ってことだな。」
バ「・・・・・・お前も愚かだったな、カロン。」
バ「悪魔としてのくだらんプライドとスケープゴートへの情け・・・・・・そんなもののためにオレに刃向かい、死ぬことになるとはな！」
A「・・・・・・う、嘘だ・・・・・・。」
バ「・・・・・・あ？」
A「・・・・・・市長は、そんな人では・・・・・・。」
まだ僕の中にはバロウズ市長がそんな事をするはずがないという僕がいた
バ「・・・・・・じゃあこうしよう、冥土の土産にもう一つ教えてやる。なぜお前という一般人ごときが市長に声をかけられたか？」
カ「・・・・・・おい、よせ！」
バ「・・・・・・オレはコンクール後、お前にこう言った。とある理由でコンクールの順位に大きな変更があった、と。」
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年10月29日 12時
