第３０話 ページ31
A「・・・・・・姉さん今なんて・・・・・・？」
ノ「だから本人に、直接聞けばいいんですわ」
A「えっと・・・・・・それ本気で言ってるのか？」
ノ「わたくしはいつでも本気ですわ」
カ「いやいやいや、市長官邸はヤツらの本拠地だぞ！？いきなり一番警備が厳しい場所に行くやつがあるか！」
ノ「別に殴り込みに行くわけじゃありませんわ！文字通り、お話を伺うだけでしてよ！」
いや、せっかく悪魔が一番安全な方法を提案しているのに姉さんは一番危険な方法を取るのか！？
カ「なるほどわかった、小娘やっぱりお前バカだろう。ヤツらにとってそこの小僧はもう死んだ人間なんだよ。」
カ「余計な事を知ってる、始末したはずの人間が玄関から『どうもこんにちは』なんて訪ねてきたらどうする？」
カ「今度こそ丁寧に確実に絶対に殺されて終わりだぞ！」
A「悪魔の言う通りだな。姉さん、この方法はやめた方がいいぞ。」
ノ「でも、Aは市長から直接お話を聞かなければ納得できないでしょう？」
A「それは・・・そうだが・・・」
ノ「それなら早速市長官邸に行きますわよ！(グイグイ！」
A「ちょっ・・・・・わかったから押さないでくれ！」
と言うとAの押しながら外に出ようとするノエル
ノ「あ、そこのショタコン鳥頭はここで留守番していていいですわよ(これでやっと、Aと二人っきりになれますわ)」←
カ「このままお前らを行かせたらそこの小僧がコロッと死んで契約の取り消しができなくなるだろうが！」
カ「それと鳥ではない！！悪魔だ！！」
A「ショタコンについてはツッコまないのかよ！？」←
カ(そこの美少年を好きになってショタコンと呼ばれるのなら構わん)←
カ「・・・・・・ちっ、仕方ない。」
カ「今回は特別に市長官邸に忍び込む手助けをしてやる・・・・・・！(これであの美少年と一緒にいれるな)」←
ノ「・・・チッ！(せっかくAと一緒になれると思いましたのに！！！)」←
今姉さんから舌打ちが聞こえたような・・・・・・？
A「とにかく、早く市長官邸に行くぞ」
ということで僕達がバロウズ市長から真実を聞くために市長官邸に向かった
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作者名：ベルナデッタ | 作成日時：2017年10月29日 12時
