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第14話 ページ15

A「・・・・・・本当に、これで。僕は式典奏者になれるんですか?」



シ「はい。恐れることはありません。」



シ「本当に悪いのはコンクールを汚すステラステージ・・・・・・。A様に罪などございませんゆえ。」



シ「今、ここで。本当の授賞式を始めようではありませんか。」



A「・・・・・・」



僕の足元には僕が描いた魔方陣がある



後ろでは心配そうに見る姉さんと冷静なシビラさんが見守る中で僕は手に持っていたカラス血を魔方陣の中央に垂らした



すると・・・



ジジジッ!



スドォン!



一筋の激しい稲妻が魔方陣の中央に落ち僕は思わず目を閉じる



そして少ししてから目を開けると魔方陣の中央には・・・



A「っ!!!」



カ「ーーー悪魔カロン。召喚の儀に応じ参上した。」



魔方陣の中央にはカラスのような姿の悪魔が立っていた・・・



A「・・・・・・!!こ、これが・・・・・・悪魔・・・・・・。」



僕は初めて見た悪魔に驚きを隠せずにいた



ノ(悪魔に驚いて戸惑っているAも可愛いですわ!!)←



カ「・・・・・・なんだ、今回の契約者は随分と若いな。小僧よ、お前は私に何を願う?」



ノ「Aと結婚したi((」←



カ「私は小娘ではなくそこの小僧に聞いているのだ。」



ノ「・・・チッ」←



ノ(せっかくAとの結婚を挙げられるかと思いましたのに!!!)←



カ「もう一度聞くぞ。小僧よ、お前は私に何を願う?」



A「・・・・・・あ・・・・・・えっと・・・・・・。」



カ「・・・・・・願いがあるから私を呼んだのだろう。口にしなければわからん。」



A「・・・・・・・・・・・・。」



A「・・・・・・・・・・・・。」



A「・・・・・・ス、ステラ・・・・・・。」



A「・・・・・・海運会社、ステラステージの・・・・・・。」



A「社長を・・・・・・」



A「・・・・・・社長を・・・・・・!」



A「殺してください!!!」



僕は何とか声を振り絞り目の前にいる悪魔に願いを言った

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作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2017年10月29日 12時

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