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HS「前祝いじゃないにしても、貰い物でお返しが必要ないなんて、Aそんな子じゃないでしょ。プレゼント選ぶの苦手なのに、そういうのはちゃんとしてるじゃん」
『こ、れがお返しなんです。私が渡したものに対する返礼品です』
HS「誰に何をあげたの?」
『それは…』
HS「…なんかめちゃくちゃ怪しい」
『オッパ、お願い。もう忘れて』
HS「A」
優しく名前を呼ばれて、下に落ちていた視線を上げる。
ニッコリ微笑んで、口を開く。
HS「オッパ呼び、ため口、可愛いお願い。Aが俺にえっちを強請る時の常套手段です」
『え?』
HS「それと同じくらい、あの包の事を隠したいんだね」
『中身は、私も知らなくて…』
HS「つまり、誰から貰ったかを隠したいんだ」
いっつも私のお願いに流されてくれるのに、ジリジリと追いつめられていく。
ふと上を向いて思案した後に、すっと細めた目に捕えられる。
HS「ジミンだね」
ピクっと小指だけ、反応してしまう。
慌てて否定するけれど、全く見逃してくれなかった。
HS「強制執行、開けます」
包装を解くと中は三つの箱に分かれた。
大きいの一つと、中くらいのが二つ。
一番大きい箱のパッケージには、ある程度想像していた通りの物が印刷されていた。
HS「ふーん、なるほどね」
『違います。押し付けられたんです』
HS「何も言ってないけど?」
『どうしたら良いか、分かんなくて…』
HS「ジミンはどういうつもりでこんなの渡してきたんだろうね」
ホソクオッパは箱を開けて取り出すと、周りの緩衝材を外していく。
つと、目の前に突き付けられる。
初めて見るそれは、なんだか思っていたよりも大きかった。
HS「太くてイボがあって、クリまで良くしてくれるみたいだよ。ふはっバイブ機能もある」
『あ、や…』
腕を引かれて、オッパとの距離が近くなる。
HS「こんな凶悪なの、入れて欲しい?」
やだ…
やなのに、オッパに酷く責められてみたい。
おもちゃがどんなのか、ずっと気になってた。
でもナカに受け入れるのはオッパだけが良い。
あ、やっぱり、ちょっとは……
HS「分かった、今日はこれだけね。俺のは入れてあげない」
『や、やだやだっオッパのが一番欲しい!やだぁっ』
抱き上げられて、ベッドに連れていかれる。
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あさなさな(プロフ) - オドンチメグさん» ここでは甘々全開でいきます笑 主人公ちゃんにはこれからも、大胆にホソク先輩を振り回してもらいます。続編でもよろしくお願いします! (10月20日 10時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - ひたすらに甘ーーーーい2人のお話、いつも大好きです!主導権はいつもホソク先輩にあるように見えて、実は最終的には主人公ちゃんの意のままな感じ…ムフフ (10月14日 5時) (レス) @page50 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - くーさん» ジミン先輩は楽しんでると思います。そしてホソク先輩は最後まで意地悪できませんでした笑 (9月25日 19時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
くー - ジミンシィ…エロい…またまたなんて事を…!い、いい仕事してくれるぅ!!そして嫉妬で意地悪になりながらも結局甘々なホソク先輩、素敵すぎる! (9月21日 23時) (レス) id: 90c47cdc3a (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - くーさん» ジミン先輩が色々しそうになって、危うくこっちまで大変なことになりかけボツに。どうにか甘々全開に軌道修正…笑 (7月13日 12時) (レス) id: 182cc2cbf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさなさな | 作成日時:2023年5月11日 10時