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オッパは人気者で誰からも愛される人だから、今回した婚約の発表は、一瞬で多くの人に知られる事になった。
同じ部署の先輩たちは、私たちが毎日一緒に帰る時、我が子でも見るような眼差しを送ってくる。
たまに関わったこともないような女の人たちから、陰口っぽい言葉が聞こえてくる事もあるけれど、リア先輩たちが変わらず良くしてくれるから、問題はない。
HS「A」
『あ、すみません』
鞄を後ろに隠しながら立ち上がって、それを死角にするようにくっつく。
RA「ホソク〜暑苦しいぞ〜まだまだ夏だぞ〜」
HS「変なヤジ飛ばさないでくれる？」
RA「早く帰りな、室内温度上がって仕方ないわ」
HS「じゃあ引き留めんなよ」
RA「悪うございましたね」
お疲れ様でしたと挨拶をして、エレベーターホールに向かう。
HS「明らかにAからひっついて来たのにね？」
と嬉しそうに私を見下ろして、手のひらを合わせて恋人繋ぎにする。
HS「今日は寂しがり？フロア内であんな事するの珍しいね」
『ちょこっと…』
HS「婚約した事で人事異動ないの嬉しいね。まあ俺今のとこ長いから、そろそろ変わるかもしれないけど」
『そうなると寂しいです』
HS「お迎えにあがりますよ」
『でも、無理はしないでください。一人でも帰れるので』
HS「んー、どうしても合わない時は仕方ないけど、できるだけAと一緒に居たいからな…」
『私もです』
ついデレデレになっちゃう。
いっつもすぐに甘やかしてくれるから。
車に乗って、荷物をすぐに足元に押し込む。
シートベルトを付けてもらう時には気づかれなかった。
家に帰っても急いで隠して、夜ご飯の準備に取りかかる。
それがバレたのは、ホソクオッパの後にシャワーを浴びてあがってきた時だった。
HS「そういえばさ、Aの鞄から見えてるあの包って何？」
『え？』
隠していたはずなのに、倒れて露になっていた。
HS「いや、俺も今日前祝い貰ってさ、もしそうだったら一緒に中確認しない？式の予定もまだだから、先にお返しした方が良いだろうし」
『いや、あれはそういうのじゃなくて…』
HS「ん？」
『えーと、自分へのご褒美です』
HS「どういう事？状況的に無理があるでしょ。何か隠してる？」
『違います。とにかく、お返しとかが必要な物でもなんでもないので』
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あさなさな(プロフ) - オドンチメグさん» ここでは甘々全開でいきます笑 主人公ちゃんにはこれからも、大胆にホソク先輩を振り回してもらいます。続編でもよろしくお願いします！ (10月20日 10時) (
レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - ひたすらに甘ーーーーい2人のお話、いつも大好きです！主導権はいつもホソク先輩にあるように見えて、実は最終的には主人公ちゃんの意のままな感じ…ムフフ (10月14日 5時) (レス) @page50 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - くーさん» ジミン先輩は楽しんでると思います。そしてホソク先輩は最後まで意地悪できませんでした笑 (9月25日 19時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
くー - ジミンシィ…エロい…またまたなんて事を…！い、いい仕事してくれるぅ！！そして嫉妬で意地悪になりながらも結局甘々なホソク先輩、素敵すぎる！ (9月21日 23時) (レス) id: 90c47cdc3a (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - くーさん» ジミン先輩が色々しそうになって、危うくこっちまで大変なことになりかけボツに。どうにか甘々全開に軌道修正…笑 (7月13日 12時) (レス) id: 182cc2cbf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさなさな | 作成日時：2023年5月11日 10時
