沖田です、今起きた ページ12
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『皆さんこんばんは、沖田Aです。今夜のゲストはこの方!』
「こんばんは、西山宏太朗です!」
『81の大先輩!西山宏太朗さんでーす!』
「ちょっと、それはイジりに来てるよ!梅ちゃん化してきてる!」
『あっ、すみません…西山さん』
「なんでそんなよそよそしくなるの〜いつもこうちゃんって呼んでくるじゃん」
『こうちゃんとは呼んでないです。宏太朗くん』
「あ、そうそう。今日僕なんで呼ばれたんだろう?」
『矢島さん曰く、ひょろっと男子の宣伝って聞いたよ』
「ひょろっと男子の宣伝!?だったら梅ちゃんでいいじゃないですか!」
『忙しいらしい』
「僕が暇みたいに言わないで!?今日たまたま空いてただけですからね!」
『そうですよ、皆さん。西山さんめっちゃ忙しいですから』
「それもイジってんな〜。まあいいや、僕が初めてのゲスト?」
『いや、ずっと前に駒ちゃんが…』
「あ、そうなの…?」
『初回に…』
「じゃあ僕結構来るの遅かった…?」
『…はい』
「梅ちゃん来た?」
『まだ来てない。えーっと、宗悟くんとか白井さんは来た』
「…呼ぶの遅くない!?先輩だよ僕!」
『こういう時に先輩ヅラしてくるのずるい!』
「いやいや先輩だもん!二期上なんだよ!?」
『怖い怖い!急にそんなこと言うの!』
「もっと早く来たかった〜!」
『じゃあこれからは宏太朗くんが一番多く来るゲストになってもらいたいな』
「あ、それいい。そうしよ、お願いしまーす」
ーー
「こないだ出た雑誌見たんだけどさぁ、あの現場行きたかったなあ〜二人共顔が良いじゃん?絵面が安心するもん」
『裕一郎は良いけど…私は隣に立って恥ずかしくないように必死だったよ』
「その努力がもう可愛い女の子なんだよ。Aちゃん本当に梅ちゃんのこと大好きだよね、梅ちゃんもそうだけど」
『そう思う?』
「めっちゃ思う。だってひょろっと男子とかでAちゃんの話してるときの梅ちゃん、顔めちゃくちゃ優しいもん。そのあと僕のことイジる時は邪悪な顔してるけどね」
『邪悪!想像できるかも』
「例えばさ、Aちゃんのことを狙ってる男がいたり、逆に梅ちゃんのこと狙ってる女の人がいたとしても敵わないんだろうなあって思うよ」
『そりゃそうだよ!絶対取られたくないもん』
「誰も取れないよ〜あ、狙ってる人いたら僕が目で倒しに行くから任せてね」
『頼れる先輩だなあ〜』
「そこだけかな?頼れるところ」
『はい』
「おい!」
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N(プロフ) - 完結おめでとうございます!いつも楽しく読ませていただいてます。次回作も楽しみにしてます!! (2021年5月24日 0時) (レス) id: 8ca26ff974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:p@n@ | 作成日時:2021年5月4日 0時