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最悪だ。更に怒らせてしまった。
リビングのソファーで膝に顔を埋め座っていると心配してくれたのかミンギュさんとドギョムさんが来てくれた。
DK「ま、まぁ気にすんなよ！またちゃんと謝ったら許してくれるって！ウォヌもそこまで鬼じゃないからさ。」
正直顔を合わすのも辛い…。
そう思っていると「まだいたのか？」とウォヌさんがリビングに来た。
WN「俺は部屋を出て行けと言ったんじゃない。この宿舎から出て行けって言ったんだよ！」
MG「ウォヌ落ち着けって…」
WN「落ち着いてられるかよ。おかげで部屋はぐちゃぐちゃ、床も焦げた。こんな奴俺はSVTのメンバーとは認めない！！！」
お兄ちゃんが叶えた夢を私の不注意なんかで終わらせたくない。
『本当にすみません。でも僕は辞める訳にはいかないんです。もう絶対にご迷惑はお掛けしません。ここに居させて下さい！』
私はウォヌさんの前に立ち頭を下げた。
WN「そうか。……だったら俺が出て行く。」
「ちょっとウォヌ！！！」ドギョムさんが止まるが、こちらを見向きもせずリビングを出て行った。
MG「大丈夫。少し経てば落ち着くから。」
DK「も〜う！何やってんだよ！」と言って首に手を回され技を掛けられた。
男の人に触れられる事にまだ慣れないからさ私はびっくりして思わず叫んでしまった。
DK「な、なんだよ〜！びっくりするじゃん！」
『ごめんなさい。ちょっとびっくりしちゃって。』
そう謝りリビングを出た。
DK「ハヌルの奴、なんなんだ〜？」
MG「新入りなんだからさ、あんまりイジメるなよ。」
ハヌルの奴やっぱり…。
ウォヌとの出来事があった日俺は気を失ったハヌルを屋上から運んだ。
背中に乗せた時のあまりの軽さと男子にしてはふわふわとした体の柔らかさに疑問を持ったのだ。
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作者名：あぽろ | 作成日時：2018年6月10日 17時
