カラクリ ページ1
現在万事屋には珍しい客が来ていた。
湯呑を片手に味が薄いと文句をたれている客とは平賀源外のことである。
普段は銀時が壊れた原チャリを引きずって源外にお世話になることが多いのだが、今回は逆らしい
「珍しいですね、源外さんが万事屋に来るなんて」
「カラクリバグっちゃったとかアルか?」
「半分正解て半分不正解だな」
「どういうことだよ?」
実はなと話し始める限外の顔は、心なしか少し暗い
カラクリがバグったというのは神楽の言うとおりのことである。
ただ問題なのは、そのバグったからくりで別世界から別世界の人間が来てしまったようなのだ。
修理をすれば元の世界に戻れるらしいのだが、なにせ別世界から来た本人はかなりのお気楽者でお調子もので、戻れない心配がなくなった途端にからくりの山にはしゃぎだし、あまりのうるささに一度追い出したのだが…
「いつの間にかどっかいっっちまってた。俺は修理があるから手が離せねぇ。変わりに探してくれっつー依頼だ」
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さすけ | 作成日時:2021年10月14日 7時