沖田君は転生してヒーロー目指す【銀魂】【ヒロアカ】

READY GO ページ10

『総悟。』

『総悟。』

『沖田隊長。』

『総悟君。』



懐かしい人たちの夢を見た。


俺がもう一度密かに戻りたいと思っている場所にいる奴ら。


あいつらが俺に向かって手を伸ばして、キャラじゃない優しい笑みを浮かべてる。

柄にもなくもう少しこの夢を見ていたいと思った。


だがそれはとんでもない音量の誰かの声で叶わなかった。


「hey！そこのボーイ！そろそろ試験だ！起きようぜyea！！！」

「…うっさ。」


俺の願望は叶わなかった。




ー




。






。




俺は試験会場に移動した。


試験会場はCだ。

学校のジャージに着替えて軽く準備体操をする。

説明は全く聞いてなかったため(ぐっすり寝ていたため)内容は分からなかったが、勝己に、聞いたところロボをぶっ壊すだけらしい。


なんだ、簡単じゃねぇか。



いつだったかチャイナと祭りで暴れてたロボをぶった斬ってたなーと思い出す。


「START‼」


だっと走り出す。

実戦にはカウントダウンはない。
職業柄…というか今は学生だけど慣れてる。

「ップ、あいつフライングしてやんの。」

「てかあいつ説明中寝てたやつじゃね？」

「少なくとも一人はライバル減ったんじゃね。」


あーあ、あいつら落ちたな。
そんなんじゃヒーローなんて夢のまた夢だねぃ。


「ほら、走れ走れぃ！あのリスナーに遅れをとるな⁉実戦はカウントダウンなんざねぇんだよ！試験はとっくに始まってるぜ！！！」


そう試験官が言うとようやく残りの受験者が動きだした。


俺はと言うと、早速ロボを一体発見。

素早く俺の愛刀、菊一文字RX -７を作りぶった切る。


久しぶりの感覚だねぃ。

この愛刀で敵をぶった斬る。




「さて、行くとするかぃ。」

久しぶりに真剣を振り、俺はかなり気が高ぶっていた

うわ、でっけぇ→←受験勉強？ナニソレオイシイノ？

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