終焉 ページ43
「黒霧！あの餓鬼を殺せ！！」
死柄木が叫ぶ。
黒霧が俺に向かってくる。
個性 ワープ
一見便利でも戦闘に向かないと誰もが思うだろう。
だが、使い方を考えればそうでもない。
例えばワープゲートの入り口ギリギリで敵をとらえ、そのまま絞め殺したら？
他にもいくつか使い方はある。
俺も殺される可能性はあるわけだが、俺は動かない。
ただ笑った。それは、俺が悪だくみする時の顔だ。
奴らの相手は、"俺だけじゃない"
「どけ邪魔だ総悟！！！」
突然広場に怒号ともいえる声が響いた。そして、聞き覚えのある爆発音が聞こえてきた。
勝己だ。
勝己は個性で一気に距離を詰めると、黒霧を抑え、地面に叩きつける。
「このうっかり野郎が。やっぱ思った通りだ。靄状のワープゲートになれる箇所は限られてる。その靄部分で実体を覆ってたんだ！そうだろ！」
「ッケ、相変わらず人の弱点見つけるのが得意だねぃ。」
「うっせ黙っとけ！てめぇだけにおいしいとことられてたまるかよ・・・！」
「おらぁ！！」
次は気合の入った声が響いた。
切島が死柄木に攻撃を仕掛けたのだ。
・・・が
「っ！？クソ！いいとこねぇ！」
さすが敵の頭というべきか、切島の一撃を避けたようだ
次にかすかな冷気が頬をかすめる。
「・・・ッチ！」
次に攻撃を放ったのは轟だ。
氷の方の個性で死柄木の足をとらえた。
「てめえらがオールマイト殺しを実行する役とだけ聞いた」
「総君！かっちゃん！切島君！轟君！」
そう言って走ってくるのはデクだ。
どうやら心配で戻ってきたらしい。根っからのヒーロー気質というわけだ。
「さぁ、お宅らがどんどん不利になっていくぜ。どうする？逃げるか？このままちっぽけに抗ってみるか？・・・あぁそうそう。さっきのに新しい選択肢を加えてやらぁ。おとなしく投降する。これが初犯だろ？今のうちにつかまっとけば刑は軽くなるかもな。」
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蝶々 - 奏さん» わぎょ！？ほんとですね！すぐ直しました。教えてくださりありがとうございます！ (2021年1月10日 20時) (
レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 設定の幼馴染み2人にとっての総悟の所なんですが、総悟が総子になってます!! (2021年1月10日 20時) (レス) id: 40c6884502 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - シオンさん» コメントありがとうございます。お褒めに預かり光栄です！！ (2021年1月7日 6時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 初めまして、私は、シオンといいます。とても素晴らしい作品だと思います。 (2021年1月6日 21時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 多美さん» やっぱ沖田くんですもんね！謎の沖田くんだから大丈夫説wありがとうございます！！ (2021年1月6日 16時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2020年9月16日 20時
