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翌日
久しぶりに神宮寺さんがお客様として来店した
いつもの隅っこの席へおしぼりを運びオーダーを取ったあとこの間のお礼を言う
『先日はありがとうございました！』
｢こちらこそ！Aちゃんのおかげですごく楽しかったよ｣
王子様みたいなスマイルでにっこりと笑ってくれる
でも…見えてしまった
上質なオールレザーのビジネスバッグと共に置かれたジュエリーショップの小さな紙袋
…なんでいつもこうなんだろう
じんわりあったかい気持ちになると
突然冷たい地面に叩きつけられるような
そんな気分
ぐちゃぐちゃな気持ちのままカウンター内に戻る
神宮寺さんのオーダーしたコーヒーを淹れた店長がヒソヒソ話しかけてきた
店｢Aちゃんごめん、野暮用できたから10分くらい留守番頼める？海人もいるし大丈夫だよね？｣
『あ、はい！お客様も1人ですし！』
顔の前で手を合わせてごめんのジェスチャーをしながら出ていく
すれ違いで神宮寺さんにコーヒーを提供した海人くんが戻ってきた
海｢あれ？店長は？また野暮用？｣
『うん』
海｢………ねぇ、ちょっとこっち来て｣
色のない声で私の返事も待たず腕を引きバックヤードに連れていく海人くん
『…なに？なんかあった？』
海｢それはこっちのセリフ｣
『…え？』
海｢Aさんも見たんでしょ？神宮寺さんが持ってた紙袋｣
『……………』
海｢あの人彼女いるんじゃないの？｣
『………だから？関係ないでしょ。私の事なんて気にしなくていいよ。放っといて…』
海人くんが心配してくれてるってわかってるのに、私の口からは可愛げのない言葉がこぼれ落ちてく…
俯く私を覗き込んで海人くんが呟く
海｢ねぇ……なんで年下じゃダメなの？？｣
そう言うと
静かに海人くんの唇が私に重ねられた
とても優しく…
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きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» こんな素敵なぐーじさんに迷惑かけられない…って気分になりましたww (2019年12月16日 0時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり:)(プロフ) - はい最高。甘い！脳内に離さないで愛が流れたよ？起こさないで待っててくれるの？怒るところが別れる可能性に言及したとこだけってどんだけ優しいの？ご馳走様でしたッ！きのこさんが市役所行っても千葉まで一緒に来る旦那様に戸惑うぐーじが見える（笑） (2019年12月15日 22時) (レス) id: 15293df38b (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - きのこさん» 自担とはwwwちなみにこの工場は千葉にあるんで、信号青になったらそのまま千葉まで行ってね！ぐーじがコート広げて待ってるはず！ (2019年12月15日 18時) (レス) id: cdd859c3ed (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - はい最高。さすが最上級彼氏。信号青くなったら離婚してくるから、そのままちょっと工場で待っといて！！ (2019年12月15日 17時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - おさるさん» ありがとうございますぅぅぅ！ぐーじさんのソフトS…いいですよね…優しい声でおいでって言われたい一心でおまけ書きました。笑 (2019年12月14日 8時) (レス) id: cdd859c3ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぴ
| 作成日時：2019年12月6日 21時
