捏造もりもり！学ヘタトリップ！ (ページ3)

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祖国様！ページ3

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「なるほど…Aさんですか、宜しくお願い致します」

「あ、此方こそ！」

「Aちゃんは日本人…だよね？日本に似てるもん！それに可愛いし！」

「うん！祖国様と会えるなんて光栄だなあ…」

「なんだか気恥ずかしいですね…」

「ねえねえAちゃん！もしかして引っ越してきたのー？ならここに編入しなよー！」

「え、いやあのね…実は…」

「うむ、それが良いだろう」

「え、ちょ、ドイツあのね…！」

「そうですね…そうと決まれば早速イギリスさんの所に行かなければ…！」

「祖国様めっちゃ乗り気だ…！」

まあトリップしてきたなんて言っても信じて貰えないだろうし…もしかしたら夢って可能性もあるし、それに何よりまだこの世界に居たい。

だから、まだ黙っていても大丈夫かな…？

「さあ、行きますよAさん！イタリアくん！ドイツさん！」

「ヴェー！了解でありますっ！」

「こら！落ち着けイタリアっ！」

イギリス…かあ。きっと紳士なんだろうなあ。
優しくてレディファーストで…おっと涎が。

そういえば私、枢軸の三人しか詳しくないんだった。

国はまだまだ沢山あるしキャラが他にもいるんだろうなー。

不安と、好奇心。相反するごちゃごちゃに混ざった私の心…

どう見ても不可解なこの状況だけど…私は、もう少しそれを楽しんでいたいと思った。

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