「APH」私は国の中から許嫁を勝手に決められたのです。 (ページ4)

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別荘だってさ。(作者別荘欲しい) ページ4

別荘に着くと、イタリアの国家のデイジーが沢山あった。

中は広く二人で住むのはもったいない位。

お祖父様に聞いたのだけれど元は中世のお城だったらしいわ。

貴「今日から此処に住むのね。」

ギル「あぁ。」

～その頃～

アサ「何でAとギルベルトなんだよ～//////」

アーサーはエールのビンをｶﾞﾝｯと机に
置く。

フラ「パブッてないで落ち着けって。ってか何杯目！？！？」

アント「やけ酒は良くないでぇ～♪」

アントはアーサーの頭を叩く。

アサ「お前ヤンのかぁ！？ヘボ艦隊いぃ！！！！！」

アント「何怒ってるん！ってヘボ艦隊！？！？そんなん言うたら親分怒るで！ああ””！？」

煩いな、おっさん達。

今は一旦俺達イタリアに居るけれど、Aがもしかしたら帰って来ないかもしれない。

アル「菊。」

俺は机の片隅に座ってる菊を呼んだ。

だけど彼は振り向かない。

アル「菊！！！！」

菊「………っ、すみません。ぼ～としておりました。」

アル「………………そうかい、」

俺は菊の隣に座った。

菊「やっぱりAの幸せが一番だと思います。」

アル「え…………？」

菊は仕方なさそうに微笑んだ。

菊「Aがギルベルトさんの事が好きであれば許嫁は成立して良いと思うのです。私達が思う理想とは別のものであったとしても………。」

アル「…………。」

菊の考えてる事は俺でも理解出来るような気がした。

アサ「俺も、」

菊「…………。」

アル「俺もそう思う。Aの幸せが一番だと思う。」

菊「アルフレッドさんならそう言ってくれると思いましたよ。」

彼はニコッと笑い、俺に笑顔で接してくれた。

その笑顔はAにそっくりでそれが儚く恋しかった。