生まれ変わってもモブだったので、今から下克上します。【鬼滅の刃】

Story31 ページ34

You side





「それじゃあ、まずは天元に着いて行って貰おうかな。」


いきなり指名を受けた宇随さんは、「え、俺？」みたいな顔をしていたが、見ていない事にしよう。
ごめんよ宇随さん…あとでふぐ刺し奢るから……多分。


「…さて、これでまずは一段落だね。それじゃあそろそろ"柱合会議"を始めようか。」


お、ようやく始まるのかぁ。じゃあ私はとっととスタコラサッサしないとね。

そう考えて重たい腰を持ち上げようとしたところで、ふと思い留まる。


……あれ？もしかしてこれ私も参加する系？？


ーーーー
ーー



「＿カァ！！天元、A、南南西ニアル"浅桐山"ニ向カエ！！ソコデハ、毎日登山者ヤ旅人ガ行方不明トナッテイル！元凶ノ鬼ヲ見ツケ出シ、斬レ！！」

「お、ついに来たか！着いてこい、A！誰よりも派手な血飛沫を見せてやる！」

『いややめてくださいよ、初任務がそんなのとかトラウマもんですよ。』


何故かその場の流れで、何故か階級癸の私が、何故か柱たちが集合する柱合会議に参加する事件から約二時間。

案外早く終わった会議が終わったのが、私はすることも無いのでただひたすらにボーッと宇随さんに着いて行っていた。


そしてついに待ちに待った(そんなにでもない)司令が出た。ちゃっかり宇随さんの発言に冷静なツッコミを入れる私。しあわせだあ……(鼻血)


傍から見れば比較的冷静そうな今日の私。
だが、そんな私には人知れず大きな悩みがある。

……え、初任務が宇随同行とか私大丈夫かな？？別の意味で死んじゃわない？？？(良い意味で)


だって！相手は！あの！！宇随さん！！だぞ！？？


今だってそうだよ！！
直視しただけでこの動機！この息切れ！！

立てば二人前、座れば美男、歩く姿は男前ってか！？とんでもねぇ奴だなちくしょう！！好きです！！！(血涙)







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▼哮乃疚少女、柱の任務に同行するってよ

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