生まれ変わってもモブだったので、今から下克上します。【鬼滅の刃】

Story25 ページ28

You side





胡蝶「もしもし、貴方の名前はなんですかー？」

『…えっと、Aです』

宇髄「そりゃ派手に聞き覚えの無い名前だな。」

時透「…どうせ名前を聞いてもすぐ忘れるから」

冨岡「……」

甘露寺(ヤダっ、この子可愛い…！髪の毛がちょこっと跳ねてる所も母性本能が擽られるわ…！)

悲鳴嶼「嗚呼……迷い込んでしまったのだろうか…。哀れな子よ…南無阿弥陀仏……」

胡蝶「おや？貴方、誰の継子でも無いんですか？」

『えっ、いや……』


ど う し よ う (焦)

待って、え？？
この状況を私にどうしろと？？？

これ程までに自分のコミュ力を恨んだ日は無い。働けよ私のコミュ力ぅ……！！

てか、御館様は御館様で何も伝えていらっしゃらないのね？？あぁそう？？？
つまりはそういうプレイなのね？？((


……いや、マジでどうしろと。


伊黒「あー、気味が悪い。継子ですら無いのにこの場に存在している事が意味不明。そもそも何故柱合会議に柱ではない者が居る？？信じないし信じられない。早く出て行け。」

『相変わらずネチネチしてらっしゃいますね』

伊黒「は？？」

『イエ、ナニモ』


うっ、辛い。。。
なぜ私にはコミュ力が存在しないのだ、神よ…。

そして、ここで一つ感想。
柱ってやっぱりめっちゃくちゃ可愛いですよねぐへへ(唐突)

いやー、これは無理だわ。尊みが深すぎて笑みが抑えられないぐへへへ(変態)


てか、柱と言えばあの一番個性が強い()風柱様がいらっしゃらないのですが、それいかに？？

そう思って口元を抑えながら周りをキョロキョロと見渡していた、その時。


『ﾌｧｯ』

不死川「おうおう、こりゃまた荒れてんなァ？なんで柱合会議に癸女が居るんだァ？？」


突然、後ろから何かに引っ張られる感触がした。

そして、振り返ってみるとあらビックリ。


おっふ、さねみん………
相変わらずお顔に痛々しい傷が……でもしゅき((


「不死川さん、勝手な行動はやめてください。」

「ハッ、知るかよ！それより、なんで柱号会議に癸女が居るか聞いてんだ。」

「ふむ、その通りだ！どうしてこんな所に癸の少女が居るのだ！」

『え、ええ……』


一気に周りの視線が私に集まる。
あらヤダ、あちらこちらから熱烈な視線が((

てか、そんな事を聞かれましても。
それを一番聞きたいのは私でございましてですね…



ｽｩ…

どおおおして私を呼んだんだあああ！！
今だけは恨むよ御館様ああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ(汚い高音)

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