生まれ変わってもモブだったので、今から下克上します。【鬼滅の刃】

Story23 ページ26

You side





「ハヤク歩ケ！柱号会議ニ間二合ワヌゾ！！」

『ゼェ…ゼェ……、うっせえよ鴉黙ってろ……』

「クァ！ナンダト！」

『いて！いやだからそれ痛いんだってば！！』


懐かしき愛しき故郷()を旅立ってはや五時間。
勿論、その間一切の休息は取らせてもらっていないので今現在疲れ果ててるなう。

ちくせう、こうなったのも情報伝達能力の低さだろ…！助けろやアソパソマソ！！(命令形)


しかもこの鴉は相変わらず急かしてくるので、精神的にも休まれない。新手の嫌がらせかな？？

おまけに口答えすると鴉の嘴を食らう羽目になる。

これがまた痛いんだわ、地味に。
血も出そうになるうだわ、地味に。

おｯｯまえはなんでそんな地味なんだよ！一回宇髄さんに熱弁されて来い！！(迫真)


『大体さ、遅れてんのもアンタらの情報伝達能力の低さが原因だからね！？私悪くないもん！』(言い訳)

「ウルセエ！トットト歩ケ！！」

『ヤダこの子口悪い！！！
あとだからつつくなってばこの鳥頭！！』

「ナンダト！！」




ーし ば ら く お 待 ち く だ さ いー



『ゼェ…ハァ……』

「……クァ」


あれから約数十分。
絶えず、懲りずに言い争いを続けていた為に、両者ともダウンしてしまっている。なんという失態だ…((

…でも、うん。
トゥルーエンドはいいと思うよ…、うん。(白目)


…てかヤバいよ、真面目に。
もうちょいで日が暮れそうだし。てか夕焼けが始まり掛けちゃってるし？

てかそもそもな問題、鬼殺隊本拠地って何処よ。(正論)


えっ、アレ？
私の記憶が退化していなければ、確か巧妙に隠されてたような…？？あれれ？？？


『おい鴉、これどこに行けばええんや。あとてめぇ人の方乗ってないで自分で飛べよ。』

「心配ハイラン。歩イトケバ、ソノ内迎エガ来ル。」

『ハァ！？それ大丈夫なの！？？』


おめっ、この鴉っ、
真面目に焼き鳥にして食ったろか、真面目に。(真顔)


『それ絶対来ないやつやん！大体それだったらなんで最初から居n((「こんちには、哮乃疚Aさんであってますね？」…え、あっはい。』


来るわけないじゃん！
そう声を大にして叫ぼうかと思っていたその時。

いつの間にが来ていたのか、前でしゃがんでいる女の人が私に声を掛けてきた。


「そうですか、ではこれを着けて私の背中に乗ってください。」


エッ、マジで何か来たよ。ごめん鬼殺隊舐めてたわ。これは地面と熱烈なハグを交わしながら謝らねば…(確信)

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