絶対に好きになってはいけない人 (ページ4)

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次の日。

(ピーンポーン)

貴「あと10分待っとって！もう終わるけん！」

ﾏﾙ「ハイハイ。落ち着いてやりよー」

貴「うん」

よし。今日はまだ時間あるよ。

貴「ごめん！遅くなった！」

銀「大丈夫よー後ろ乗って。」

貴「ほい。」

ﾌｫｲ「行くぞー！」

そう言って銀太とふぉいがペダルを漕ぎ出す。

Aとまるは後ろに乗る。

銀「今日はまだ余裕やね。」

貴「Aたち偉いけんね。」

ﾌｫｲ「そうでもねぇよw w w」

学校付近に着く。
門が見えてきた。あれは…

貴「銀太、脇せんせーのとこまでとばそ」

ﾌｫｲ「アホやろw二人乗りは校則違反やw w w生徒指導室やよ。」

貴「とりま行こ。」

銀「よっしゃ。」

ﾌｫｲ「おーいお前らー聞いとるかー」

銀太がペダルを漕ぐ。

校門をくぐると、
脇「渡邉さん、内田、二人乗りは違反やよ」

貴「知らんかった～ごめんちゃい」

銀「え、Aさっきふぉいに…」

貴「しっ！」

ﾏﾙ「ほら言わんこっちゃない」

脇「お前らも違反やけんなー」

ﾌｫｲ「!?なんでバレとう？」

脇「俺別に目ー悪くないけん、見えとったよw」

貴「てことは…」

脇「生徒指導室やね。」

銀「えー」

脇「えーじゃないとよw」

ﾌｫｲ「脇ちゃん厳しいー」

脇「なーんも厳しくないわw木元せんせーに言っとくけんね。」

貴「え？脇せんせーやないの？」

脇「だって木元せんせー担任やろ？
まぁ俺で良いなら俺でいいけど」

貴「じゃあA脇せんせーがいい！」

ﾌｫｲ「なんでやw」

貴「なんででもw」

脇「別にいいよwじゃあ放課後な」

ﾏﾙ「はーい」

この時から何となく気づいてたのかな…