絶対に好きになってはいけない人 (ページ3)

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放課後になり、みんなが帰っていく。

ﾏﾙ「A、早く行かんとふぉい達がまた拗ねるばい！」

貴「うん！行こ！あ、ニュウドウカジカせんせーさよならー」

木「さよなら。寄り道すんなよ」

貴「しちゃうかも☆」

木「ダメやw早く帰りw w w」

ﾏﾙ,貴「はーい」

外に出ると幼馴染2人が待っていた。

自転車に腰掛けてスマホをいじってるのがふぉいこと松本絃歩。

隣でふぉいにずっと話しかけているのが銀太こと内田匡。

2人は1つ年上の幼馴染だ。

貴「ふぉいー銀ーお待たせー」

銀「遅かったばい！」

ﾏﾙ「ごめんてw w w」

ﾌｫｲ「そういえやお前らの担任って木元？」

貴「そうよ。ふぉい達は？」

銀「あのーなんやっけ。新任の…体育の…」

ﾌｫｲ「脇将人な。」

銀「そうそう！脇将人！」

貴「脇せんせー？」

ﾌｫｲ「そう。あん体育担当で保体の担当でもある人やろ。あと男バスの副顧問で生活指導らしい。」

ﾏﾙ「ニュウドウカジカせんせーも生活指導やよ。」

銀「ニュウドウカジカせんせーって木元？」

貴「そうよ。Aが名ずけ親や。」

ﾌｫｲ「w w wニュウドウカジカはw」

脇「お前らなんしよーと？」

銀「おー！脇せんせー！」

脇「えーと内田だっけ？隣が松本か。で、その後ろの子達が後輩の子？」

ﾏﾙ「2年でーす」

脇「名前は？」

貴「えーと渡邉Aでーす」

ﾏﾙ「松尾竜之介でーす」

脇「俺はそいつらの担任の脇将人や。よろしくな」

貴「よろしくでーす！」

脇「てかお前ら早く帰りーよ。wまだいたんかw」

銀「まだ居たら怒られる？」

脇「そうよw下校時刻過ぎとるもん。ほら生活指導行きやよ。」

貴「脇せんせーが生活指導やろ？」

脇「そうやけど今日は見逃してやるけん早く帰りーw」

ﾌｫｲ「やった！さよならー」

銀「ばいばーい」

ﾏﾙ,貴「さよならー」

脇「さよならー」

脇せんせーと話してる時確かに胸がおかしかった。

なんでだろう。

この感情の名前をまだAは知らない。