レペゼン地球の最年少！

＊ ページ46

貴方side
しばらく待っていると脇が帰って来た。

脇「とりあえず冷えピタ買ってきたけん貼っとくか」
そう言いAのおでこに貼ってくれる。
熱を帯びてるAは冷えピタの冷たさが気持ちよかった。

脇「ポカリとか買ってきたけん飲みたかったら言ってね」

貴「うん。下いくと？」

脇「ここにおるよ。」

貴「移るよ？」

脇「大丈夫よw移らんばいw」

貴「マスクはしてね」

脇「はいはいw」

そう言い下から持ってきたスイッチでスプラを始めた。


どのくらい時間が経ったのか…Aはいつの間にか寝ていたらしい。

脇はずっとスプラをやっていたのか…

脇「あ、起きた？」

貴「うん。ずっとスプラやっとったと？」

脇「ううん。昼食ったりした。」
でもほとんどこの部屋に居てくれたのは変わりないのだろう。

脇「熱計ろ」
とAに体温計を渡してくれた。

しばらく経つと音が鳴った。

脇「あー熱あんま下がっとらんね。
やっぱ大人しく寝とってね。」

貴「うん。」
そう言うと脇は手を握ってくれた。

脇「多分眠くないんやろ？わかっとーよw」

そう言い笑った。

脇「Aは疲れとーけん寝れるよ。」

貴「眠くないっちゃん」

脇「いや、眠そうよwおやすみw w w」
脇がそう言うとAは目を瞑った。

いつ間にか寝ていた。


脇side
自分でも柄じゃない事したのは知ってる。

脇「綺麗やね。やっぱ。」
誰にも届かない。誰にも聞かれない。

「ただいま」
声がしたから後ろを振り返ると社長がいた。

脇「あ、おかえりー」

社「寝とるのはA？」

脇「あ、はい。朝から熱あって」

社「あーそういう事。他は女？」

脇「はい。」

社「お前昼食った？」

脇「あ、昼は食った。」

社「そっか。ちょっと話したいことあるけん来て。」

脇「あ、はい。」

そう言いAの部屋を出た。


社長side
何となく勘づいてた。

脇はAのこと…
それを確信したのはさっき見た脇の言動だ。

別に俺は悪い気がしないから全然良いけど脇は多分迷惑かけるとか思ってるのだろう。

社「えーっとな単刀直入に聞くとお前Aの事好き？」

脇「え、…知っとったと？」

社「いや、薄々。でもさっき脇が言っとったこと聞いちゃって…」

脇「あーそういう事。…社長の言う通りです、隠さないととは思っとったんやけどね。」

社「別に俺らには隠さんでいいとよ。
だって誰一人迷惑なんて思わんから。」

脇「え、でも…」

社「脇はみんなに迷惑かかるなんて思っとーかもしれんけど全然迷惑じゃないばい。
むしろ言ってくれた方が嬉しいしw w w」


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