暇な日常を取り戻すために宿儺と過ごす！

抱きついてみた ページ4

宿儺から首を掻っ切られた後。



その後結構経ったが、なんか1日に1回のペースで殺されてるのは気のせいであろうか。



まあでも昔から宿儺私の色んなところ切っては反転術式で治してまた切ってってめんどそーなことやってたしなぁ。
まあ私が反転術式使えなかったからなんだけどもさ。

なら腕とか切んないでよって話だよなぁ。




………まあ、こんなもんか。






…こんなもんか？




分かんないけど。





それにしたって、殺られるばかりはやはり悔しい。







と、いうわけで！







宿儺にも悪戯をしてみよーのコ〜ナ〜！！！





さ〜ぁ今回やるのはこちら、抱きついてみたでございます！いるのはこの身と殺される覚悟だけ！


よし！ならばさっそく逝ってみましょう！




A『すっ↓く↑なぁ〜あぁああ〜↑』


この変な発音で後ろから宿儺に思いっきり飛びつく。




所謂バックハグ状態。なはず。


宿儺『なんだ気持ち悪い声で呼びおっ…て…？

…………おい小娘、何をやっている』





おお、珍しく困惑してる！してるのか…？




A『んっふふ〜、何だと思う〜？』


自分でも驚くほどにまにました声で後ろから問いかける。



しかし、宿儺はやはり一枚上手だった。




宿儺『……ふむ、成程なぁ。ケヒッ、良い良い、小娘が折角抱きついてくれたのだ、お返しに俺も抱いてやろう』



そう言った宿儺は、いつの間にか私に抱きついていた。

正面から抱きつかれたので宿儺の胸板が当たっている。


ちなみに私は胸は無い。





A『ぇ、と、宿儺……？』







…それも、尋常じゃ無い程の強さで。





A『ちょ、すく、宿儺、待って、骨がミシミシ言ってるって！いた、いってぇ、ちょほんと、せめてなんか喋ってくんない？！？！』




バンバンと宿儺の肩を叩いて抵抗して見たりもするが、びくともしない。


なんなんだよコイツゴリラか？



…ゴリラに失礼かってそんなこと言ってる場合じゃねえって！



A『ちょ、痛い、やめて、死んじゃう死んじゃ…〈バギャッ〉…あ』



普通に生きている中で人体から聞こえてはいけない音が聞こえた後、私は意識を失った。


呪いだけど。



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宿儺さんの『俺も抱いてやろう』のトコ、何想像しました？？？？←喰われろ


……すみませんでした。



なんか前もこの終わり方じゃなかったっけ

一緒に寝よ、と言ってみた→←生得領域にすみこもー

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