生得領域にすみこもー ページ3
下には血みたいな赤?い水。
上には骨。
前にはどくろ?骸骨?の山のてっぺんに座っている宿儺。
ここは、宿儺の生得領域。
A『え〜……!…なんかすっごいかっけぇね、ここ〜…!なんかこの骸骨?が宿儺らしーなぁ〜』
きょろきょろと周りを見直した後、山の下から骸骨を取り、両手で抱えてまじまじと見つめる。
宿儺との再会後、私は宿儺の生得領域に引きづり込まれた。
宿儺『おい小娘。お前、これから俺の暇つぶしとなれ』
とかなんとか言われて、引きづり込まれた。
あの少年……虎杖悠仁君?には申し訳ないが、私もここ千年ずっと暇だったので2つ返事でOKした。
ーーーーーーーーーーー
宿儺『そうだろうそうだろう。だが、誰が勝手にそれに触って良いと言った?』
A『は』
キンっという音がしたのと同時に、両腕が切り落とされている。
ぼとり、と自分の腕と骸骨が落ちていく様を見た。
下の赤い水がより赤く染まる。
A『ぃっ……………たぁっ?!おいおいおいおい宿儺さんよぉなーーにしてくれてんだお前このやろ、どうすんだよこれぇ……。いったいしさぁ…』
痛みには耐性のある方だが、これは中々あれだな、慣れるの時間かかりそう。
痛みに耐えながら、上にいる宿儺をじっと見つめる。
宿儺『五月蝿いぞ小娘。少し腕を切ったくらいでそんなに騒ぐな』
と、呆れたように宿儺は私を見下ろした。
A『騒ぐよねぇ、普通は騒ぐんだよねぇ!!くぅっそ1発蹴り上げてやる……』
と当たり前の返しをする。当たり前かはわからないが!
宿儺『ほぉ?ならばここまで上がってこい。勿論、両腕無しで、だ。それが出来たら俺を蹴る権利を与えてやる』
とことん楽しんでやがるこいつ。
A『ぜぇーーったい顔面蹴り上げるからなっ!!』
ーーーーーーー
…と、言ったはいいものの。
そりゃあ、こんなでこぼこを腕無しで上がるのは地味に難しいだろう。
あと、宿儺が上ですんごい笑顔で『ほら、頑張れ頑張れ』って言ってくるし(関係無い)
! でも、あと少しだ!
A『あと……っ、ちょっと!』
これはのぼりきれた、と思った矢先。
宿儺『…残念。時間切れだ』
と、宿儺が言ったと同時に私の首が切れていた。
ケヒッと笑っている宿儺を見つめながら私の意識は落ちた。
ーーー
これでこそ宿儺さん。
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紅炎(プロフ) - どこぞの秋葉さんさん» 初コメ失礼します。めっちゃ好きですこの作品!!!宿儺様尊し…(ノД`)・゜・。無理しない程度で更新頑張ってくださいね!!応援してます!! (2023年2月9日 18時) (レス) @page8 id: e74500ea3d (このIDを非表示/違反報告)
どこぞの秋葉さん - 呪霊さん、教えてくださりありがとうございます!外し忘れておりました、、これからも更新頑張りますね! (2023年1月20日 2時) (レス) id: aca7b7c667 (このIDを非表示/違反報告)
呪霊 - オリフラたってますよ。オリフラ取らないとルール違反になります。お気をつけ下さい。更新頑張って下さいね(^^) (2023年1月8日 15時) (レス) @page6 id: 7ab55173a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どこぞの秋葉さん | 作成日時:2023年1月7日 2時