0020 TH ページ20
TH side
PD「非公開練習生になってもらう」
TH「…」
写真や動画には 楽しそうなみんなが写っているのに
…
RM 「これ美味しいね〜！」
JN「ジンスペシャルソースかけたから、ものすごく美味しくなるんだよ！」
JK 「あはは(棒)」
今だってみんなとご飯食べてるのに…
自分が非公開練習生だからってみんなと一緒にいれないから
気分変えて探索しようと部屋を出た。そしたら …
「ん？どうした？」
自動販売機の横のベンチに嫌いな嫌いな hertzさん
みんなからも期待されて みんなが寄ってくる。
でも俺達の指導はバリバリ厳しいし…日本人だし
ほんと嫌いだけど…
「…みんなと一緒にいれないのがつらいのか？」
何も言わない俺の気持ちがわかったのか、話しかけてきた…
「…口ないのか？喋らないなら邪魔だからどっか行けよ。
もし、話したいことあるなら コーラやるからそばに座れ」
突っ立って、どうすればいいかわからない俺はとりあえず座ってしまった。
「非公開練習生はたしかに苦しいよな、でもそれ以上に期待されてるんだよ」
TH「…」
「自分も非公開練習生と似てる時期あったよ、
でも俺はそのままそんな練習生なんていないってことにされた」
TH「…え？
歌もダンスも上手いのに…？」
「あぁ 上手いか…は分からんが……。
結局俺はいなかったことにされた笑あの時は苦しかったよ。
メンバーも事務所スタッフも全員無視された…」
やっとタブレットとか目を離して俺の顔を見てくれた。
「テヒョンさんは今 苦しいと思う。それは見てて俺は感じてるよ。
多分 メンバーもスタッフも。でもそれって 自分を成長するチャンスじゃない？」
TH「チャンス？」
「公開された時に、こんな人が非公開練習生もったいない。って思わせてやれ！」
TH「…できるかな？」
そんなの自分の心ではわかってた。でもいざとなると難しくて…
「何のために PDがいるの？俺がいるの？大好きなメンバーがいるの？
相談に乗ってくれる、つらいこと一緒に乗り越えてくれる、
周りの環境に恵まれてんだから、自由にやってみろ」
そう言われて心が少し軽くなった
JM「いたー！テヒョナー！みんなでご飯食べよー」
RM 「そばにいなきゃダメだろ！探したぞ！」
TH「ミアネ！今行く！」
hertzさんに感謝を伝えようと思ったら、もう歩き出してて 側にはいなかった。
これがhertzさんと仲良くなるきっかけになった。
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作者名：Hz | 作成日時：2019年3月17日 20時
