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そんな浮ついた気持ちを抱えていても、仕事は仕事なわけで。同じ企画をしているのだから、関わる機会が多くあって、少しずつ自分の気持ちにもユンギにも慣れてきた。
話してみれば思ったよりも口数が多いこと、猫背で気が付かなかったが背が高いこと、笑った顔が可愛いこと、仕事に真剣なこと、ぶっきらぼうに見えて礼儀正しいこと、遠慮しつつはっきりと物を言うこと。
呆れるほど惹かれる要素ばかりで、苦笑いがこぼれた。
「ユンギ」と、呼ぶ自分の声に少しだけ甘さを入れたり、少しだけ特別を増やして関わり始めたときには、ユンギが好きだとはっきりと認めていた。
会話が増えて、二人きりになることも増えて・・。未だに慣れないその顔に呼吸の仕方を忘れそうになることもあるけれど、
yg「褒めてます？」
「褒めてる褒めてる」
yg「適当だなぁ」
笑うユンギの隣にいるのは大好きだった。
物を渡す時に、やたら顔が近く感じる距離感に戸惑うこともあるけれど、「ありがとう」と伝えた後の笑った顔を見ると、好きだな、なんて毎回飽きずに思っていた。
ユンギの事をよく見てしまっているから、たくさんの変化に気がつくことも多かったと思う。
体調が悪いのに無理をしていた日、失敗して落ち込んでいた日、理不尽な上司からの文句にイライラしていた日。
ユンギの心を穏やかにしたくて、笑った顔が見たくて。
「ユンギ」
と、たくさん名前を呼んだ。
仕事ぶりや、きっとその見た目から、男女問わず周りに人が集まるユンギの、その周りに埋もれていても。
目が合う瞬間が少しでもあればうれしかった。
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13(プロフ) - ここさん» 両片思いからの一歩踏み出す感じでモダモダさせてしまいました(笑)読んでくださり、ありがとうございます💜 (11月18日 19時) (
レス) id: ecd79cbe0a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 途中までの煮え切らない態度にソワソワしましたが、最後にやっとって感じでwテテちゃんの存在がアシストしたんですね😝素敵なお話ありがとうございます! (11月18日 7時) (レス) @page12 id: 3ef9ba0026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：13
| 作成日時：2023年11月17日 23時
