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yg「そういえば、給湯室で紙コップの場所教えてもらったじゃないですか。砂糖とミルク使わなそうって言われた気がしたんですけど、」
「言った気がする」
yg「どういう事ですか」
「え?コーヒーはブラックです!って顔してる」
yg「なんですかそれ(笑)」
「っ!・・そ、そのまんまだよ」
yg「褒めてます?」
「褒めてる褒めてる」
yg「適当だなぁ」
冗談も言える仲になってきた頃、気が付いた。
隣にいる程度の距離で目が合うと、小さく息を飲むAヌナのことを。
その表情が、俺はたぶん、相当好きだった、らしい。
yg「先輩」
「っ!は、はい」
yg「これ、確認お願いします」
「あぁ、うん!は、早いね。確認しておきます」
資料や報告書を渡すたびに意図的に近付いては、その表情に胸の奥がチリチリと燻ったんだった。
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13(プロフ) - ここさん» 両片思いからの一歩踏み出す感じでモダモダさせてしまいました(笑)読んでくださり、ありがとうございます💜 (11月18日 19時) (レス) id: ecd79cbe0a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 途中までの煮え切らない態度にソワソワしましたが、最後にやっとって感じでwテテちゃんの存在がアシストしたんですね😝素敵なお話ありがとうございます! (11月18日 7時) (レス) @page12 id: 3ef9ba0026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:13 | 作成日時:2023年11月17日 23時