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「もう。あげない。」なんて言葉は無視。








すねる雄也も無視して、私は助手席のシートを倒し、後部座席の袋を取った。







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運転する雄也をよそ目に、袋を開けると…。







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カワイイ…。///








ビーチサンダルが2足入っていた。








大きいのと小さいの…。








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A「おそろい?」








雄也「んー…。









でも、お前にやんない。」








A「あはは…。








残念。もう履いちゃったもん♪」








雄也「…。w」







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ビーチサンダルを用意してたって事は、やっぱり行き先は海だね。w








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A「海…?

湘南方面…?」








雄也「もう少し遠出しよっかなーって…。







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そっちは、ズル休み…?」








A「違うよ。








充電休暇♪









充電切れたら、動けないから…。









大事な休みでしょ?」









雄也「会社にそう言ったの?」








A「…。w









風邪ひいたって言った。w」







雄也「…。w









日焼け止め持ってきた?」









A「うん。








…。

なんで?」








雄也「風邪で休んだのに、日焼けしてたらマズイだろ?」








A「確かに!!」








雄也「バカ…。w








詰めが甘い。w」








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作者名:グラノラ | 作成日時:2015年4月7日 4時

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