411 ページ11
.
.
トイレの中で…。
さっきの事を思いだし、口元が緩む。w
.
.
さっきとは違い…。
ガヤガヤした雰囲気のトイレ。
.
.
個室から出ようとすると、聞こえてきた…。
.
.
「芸能人さぁ…。女と来てんじゃん。」
「声。かけるタイミングなくない?」
「ってか、アレ…。彼女?」
「じゃないの?」
「うそ? どー見ても違うでしょ!! 釣り合ってなくない?」
「今。そこのソファでひとりだったから、チャンスじゃない?」
「行こ行こ♪」
.
.
…。w
言われちゃった。w
.
.
大丈夫。
泣かない。
…。
.
.
でも、なかなか個室から出てず。
個室の扉に手をついたまま…。
ただ立っていた。
.
.
何分かして、やっと個室から出ると…。
目の前の大きな鏡に自分がうつる。
.
.
釣り合ってない…。
.
.
あゆ美さんとか美羽さんとかなら、こんな事。言われないのかな…。
.
鏡にうつるドレスアップした自分が、惨めに見えた。
.
結構…。頑張ったんだけど…。
.
.
.
鏡の前でワンピースの胸元を指で少し下げると…。
鮮やかなキスマークが見えた。
.
「俺のっ♪」って言ってたなぁ…。
.
.
あーぁ…。
泣きそう…。
.
.
511人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:グラノラ | 作成日時:2015年4月7日 4時