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道路が渋滞していて、私たちが到着したのは…。
挙式ｷﾞﾘｷﾞﾘの時間帯だった。
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急かされるように会場に入る。
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こんな素敵な教会で結婚式を挙げるなんて、羨ましい。///
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綺麗な新婦に終始。見とれてしまった。
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挙式が終わって、披露宴会場へ向かおうと席を立つと…。
隣に座る雄也に右腕を引っ張られ、もう一度。座った。
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A「どーしたの?
みんな行っちゃったよ…?」
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雄也「…。」
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物言いたげな雄也さん…。w
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誰もいない教会。
怖いくらいシーンとしてて…。
でも、外からは賑やかな声が聞こえる…。
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A「ねぇ…。行こうよ…。
…。」
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その時、教会の入口の方から男性の声がした。
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「雄也ー? あれ?」
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その声と同時に私は座ってるｲｽに、押し倒された。
背もたれの影になって、その男性から私たちの姿は見えない。
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「雄也ー…。いねーな…。どこいった?」
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男性は私たちを見つけられず、行ってしまった。
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年3月20日 9時
