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雄也なんて嫌い。
雄也なんて嫌い。
雄也なんて嫌い。
雄也なんて嫌い。
雄也なんて嫌い。
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そう思わないとやってられない気分。w
もう開き直って、全部。雄也のせいにして…。
呪文のように唱えながら、雄也の部屋を後にした。w
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私。泣かなくなったなぁ…。
強くなった!!
なんて、自分を誉めながら道路を歩き出すと…。
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「Aっ!!」って名前を呼ばれた。
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振り向かなくてもわかる。
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私の１番好きな人の声。
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私。泣かなくなって強くなったはずなのに…。
その声を聞いただけで、涙腺が緩んだ。
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振り向くと、ﾀｸｼｰから降りたばかりの雄也がいた。
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雄也「俺んちにいるなら、言ってよー…。
Aんとこ行っちゃったじゃん。w」
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そう言いながら近づいてくる。
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A「…。」
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雄也「待っててくれたの?」
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A「…。」
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雄也「帰る事ないじゃん。w
泊まっていきなよ…。」
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A「…。」
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頑なに「うん。」と言わない私。
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雄也は私の頭に手を回し、うつ向く私を抱きよせ…。
頭にｱｺﾞを乗せた。
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A「自分ちにいるって言っちゃったから、帰らないと雄也にﾊﾞﾚちゃう…。」
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雄也「今。ﾊﾞﾚたんだから、もういいよ。w
泊まってけって。w」
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A「明日。仕事だもん。」
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雄也「じゃー…。
朝。送ってってあげるから…♪」
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A「…。w
うん…。」
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年3月20日 9時
