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さっきの事を思い出すと、いくらでも涙が出てきて…。
メイクを直せずトイレの個室で泣いていた。
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私がトイレから戻らないのを心配し、雄也は中にまで探しに来たらしい。
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個室のドアを開けると、雄也が立っていて、呆れるように笑っていた。
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その時、コツコツと足音が近づいてきて、更には女性の話し声…。
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雄也「マズイ…。w
入れて!!」
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私が1歩下がると、雄也は強引に個室に入り、ドアを閉めた。
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聞こえる話の内容からして、女性2人は新婦側の出席者のようだった。
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「新郎側に芸能人いるんでしょ?見た?」
「見た見た♪」
「えー…。いいなー♪ カッコイイ?」
「目立つからすぐわかるよー♪」
「あとで声かけちゃおーっと。w」
「でも、女性と一緒にいたよ。」
「彼女かな。」
「どーだろーねー。w」
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明らかに雄也の事を話してる。w
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その女性2人はすぐに行ってしまった。
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雄也を見ると苦笑い…。
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A「後で、声…。
かけられちゃうね。w」
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雄也「うける…。」
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A「…。w」
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作者名:グラノラ | 作成日時:2015年3月20日 9時