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座席に座ってる雄也の正面から覆い被さり…。
私は座席に膝をついた。
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唇がつくかつかないかの距離で、ｷｽはおあずけ。
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雄也を見つめると…。
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雄也「焦らすなよ…。w」
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A「まだ上じゃないもん。w」
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そう言って、私はｷｽせず雄也の太ももにまたがって座った。
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雄也「ほぼほぼ。上だから。
もう…。してもいいでしょ?」
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首の後ろをつかまれ、頂上で強引にｷｽされ…。
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雄也の気がすむまで、ｷｽが続く…。
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さすがに息が苦しくなり、吐息がもれると…。
ｷｽの○はおさまって…。
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抱きしめられた。
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もう余韻を楽しむほど時間は残ってなくて、もうすぐ下に着いちゃう。
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私は雄也の左肩に顔を乗せて、耳元でささやいた。
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A「この観覧車の紫色のｺﾞﾝﾄﾞﾗに乗って…。
頂上でｷｽするとね…。
そのｶｯﾌﾟﾙは幸せになれるんだって…。」
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雄也はｷｮﾛｷｮﾛするけど、内側からｺﾞﾝﾄﾞﾗの色が見えない。w
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下に到着し降りると…。
雄也は即。振り返って、ｺﾞﾝﾄﾞﾗの色を確認した。w
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雄也「…!?
紫色じゃん!!」
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A「…。w
ねー…♪」
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雄也「…。w」
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年3月20日 9時
