3935 yuya 温泉 ページ35
☆yuya side☆
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「忘れてない…?」
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…?
忘れてると思う。w
そー言われても、何の事か…全くﾋﾟﾝとこない。
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２月に入り…寒い日が続いたある日。
寝る間際に…そー聞かれた。
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A｢温泉…。
泊まりで…行こ。って、言ってたじゃん。｣
雄也「…。w
忘れてないよ。」
A｢じゃー…いつ?｣
雄也「…月末。w」
A｢ﾎﾝﾄ!?｣
雄也「…ﾎﾝﾄ。w」
A｢どこ!?
どこ行くの…!?｣
雄也「…。」
A｢…?｣
雄也「東北…?」
A｢東北?｣
雄也「…新潟?」
A｢新潟は東北じゃないよ。w｣
雄也「秋田…青森…?」
A｢それは…東北だけど…。w｣
雄也「…。」
A｢…決まってないんでしょ…?｣
雄也「決まってるよ。w
雪のちらつく温泉。」
A｢具体的には?｣
雄也「…決まってないけど…。w」
.
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苦し紛れに…どっか雪の積もってそうな都道府県を言ってみたけど…。
実際は…忘れてて何も考えていなかった。
「Aが決めてくんない…?｣｢相談しようと思って…。｣って、ごまかすと…。
｢どこでもいーの?｣って…意外とﾉﾘﾉﾘ。
｢１泊２日ね…。月末の平日。｣って、言うと…。
｢ｳﾝ♪｣って…早速。検索。
Aは携帯をﾎﾟﾁﾎﾟﾁ。
でも、どこの温泉に行くか、すぐには決まらなくて…Aは何日か悩んでいた。
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2018年8月27日 6時
