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初めて…。
人生で初めて、人の腕に噛みついた。w
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携帯片手に立ち上がった雄也。
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私はそんな雄也をよそに、ブラジャーを戻し…。
ニットを整え…。
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コートを羽織って…。
携帯を持って…。
バックを肩にかけ…。
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忘れ物がないか部屋を見回す。
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ソファには雄也にもらったマフラーがあったけど、そんなのもう必要ない。
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雄也「A。」
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雄也と目が合えば絶対に泣いてしまうと思って、目を合わせず。
雄也の存在をいないものとして扱った。
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部屋から出る時、雄也に右手をつかまれたけど…。
振り返る事なく手を振りほどいた。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2014年12月27日 18時