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雄也「…あゆ美。」
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左腕で私を腕まくらしたまま…。
右手で持つ携帯電話で、私以外の女性と話す…。
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いいご身分ですね…。w
…ﾓﾃﾓﾃ。
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あゆ美さんだとわかった瞬間に、心が冷たくなった…。
あんなにいい雰囲気で、お互いに好きの気持ちを確かめ合っていたのに…。
一瞬で、冷めた。
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起き上がろうとすると…。
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雄也が離してくれない。
私の首に回した左腕。
がっちり。ﾎｰﾙﾄﾞされてる。
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A「苦しい!! ﾊﾞｶ。
離して!!」
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雄也が電話中だって事は、もうどうでもいい。
私は、怒鳴って雄也の左腕に噛みついた。
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雄也「っ痛!! おいっ!!」
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おいっ!! じゃないでしょ…!!
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2014年12月27日 18時
