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目が覚めると…。
朝…?
夜…?
ここ…。
どこ…?
瞬時に自分がどこにいるのか、わからなかった。
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徐々に思い出す、昨日の事…。
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ここが山田さんの部屋だという事を思い出すのに、結構。時間がかかった。
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山田さんは!?
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ﾍﾞｯﾄは私が占領していて、山田さんの姿はない。
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ﾄｲﾚ?
ｼｬﾜｰ?
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いや。物音しないし…。
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部屋を見渡すと、ｿﾌｧに誰かいた。
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山田さん…。じゃない。
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…。
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あっ…。
雄也だ…。
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近づくと…。
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座ったまま腕を組んで…。
眠っていた。
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結構。薄着。
寒くないのかな…。
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私が近づいても、雄也は起きない…。
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寝る前までは、ﾊﾞｶ。とか嫌い。とか思ってたのに…。
雄也を目の前にすると…。
そんな気持ちは薄れてしまって…。
好きの感情しかなくなってしまう。
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2014年12月27日 18時
