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海から駐車場まで…歩きスマホ。w
撮ってもらった写真がステキで…。
何度も…何度も…見ちゃう。w
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すると…。
ん?
雄也の携帯…鳴ってる?
マナーモード…?
雄也のポケットから「ブーン…ブーン…。」って聞こえる。
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A「携帯?
鳴ってない?」
雄也「…?
あっ…ホントだ。」
A「…。」
雄也「…誰だろー…?
…。」
A「…?」
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…?
着信を見て…雄也の顔が一瞬。こわばる。
すぐには出ず…雄也は何かを考えてる風。
「誰?」って聞いても…答えない。
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しばらく…携帯を放置し…雄也は携帯を見つめていた。
でも、鳴りやむ気配はない。
…私の前では出れない人?
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私は…雄也が持ってる相方のリードを奪い取り…。
雄也から離れようと思った。
私がいるから電話に出れないんだと思い…。
気を利かせようと…。
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A「出ていいよ…。
私。先に相方と車に戻るから…。」
雄也「ぃゃ…違う。」
A「いーよ。
人前じゃ…アレ。なんでしょ?」
雄也「違う。違う。w
単純に…出たくないの。」
A「…?」
雄也「ホラ。
これ…。w」
A「…!?」
雄也「俺。コイツ。嫌いなんだよ。」
A「…でも、仕事の話じゃない?
それか…また。週刊誌に載っちゃうとか?」
雄也「…笑えない。w
…。
出なくていいや。
俺。オフだし。」
A「でも…。
気になるよ…。」
雄也「…。」
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電話の相手は…雄也の事務所の取締役。
あの女性の…。
1度。私と雄也を別れさせようとした…取締役だった。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2018年2月18日 15時