3190 yuya ページ40
☆yuya said☆
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俺が高１でAが高３。
…冬だったかな。
…。
そう。Aは受験生で…大学受験をした翌日にｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞにかかった。
ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞで高熱のA。
見舞いに行くと…部屋にひとり…隔離された状態で寝ていた。
親からは「うつるからやめといたら?」って言われ…。
Aのﾏﾏからも「うつるよ。w」って、止められたけど…。
それでも、強行。w
俺はAの部屋まで顔を見に行った。
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部屋をﾉｯｸすると…返事なし。
中に入ると…暗い部屋。
ﾍﾞｯﾄの枕元の明かりだけがついていた。
そして、「…ゅ-ゃ…?」って…蚊の鳴くような声で反応するA。
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雄也「ｲﾝﾌﾙ?」
A「…そー。
うつるよ…。w」
雄也「平気♪
俺。ﾊﾞｶだし。w」
A「ふふ…。w
そだね。」
雄也「…。」
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今。思えば…ませたｶﾞｷだったかもしれない。
俺は、Aのおでこに手を当て…「大丈夫?」って、声をかけた。
うつろな顔で俺を見るA。
あまり…大丈夫そうには見えない。
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すると…「大丈夫じゃない…。」
「大丈夫じゃない…よ…。」
って…泣き出すA。
…!!!???
俺は…どーしていいかわかんなくて…。
布団から少しだけのぞくAの指先を握り…。
「どーした!?」
「どこ痛いのか!?」
って、ﾃﾝﾊﾟったのをよく覚えている。w
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今の俺みたいに…大人な対応力を持ち合わせておらず…。
気の聞いた言葉も言えなければ…。
その時は、Aを落ち着かせる事もできなかった。
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2017年10月14日 22時
