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2956 yuya ページ6

☆yuya said☆







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花火大会が終わると…新人看護婦さんも帰り…。







病室には…俺。ひとり。








就寝時間は過ぎ…消灯。







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さっきまで…ワイワイ。してた病室が、シーン。と静まりかえり…寂しく感じる。







部屋の電気は消えてても…月の明かりがさしこみ…今日は真っ暗じゃない。







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ベットに腰かけ…月を見ると満月で…。







満月を見ると…俺は…。







Aに会いたくなる。







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花火の後で寂しくなり…。







月を見てAに会いたくなり…。







ぼーっと…外を見ていた。








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Aが…スキ。







Aだけがスキ。








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会いたいな…。







今夜。








Aに…会いたい。







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ふと…手に取るAの携帯。







ロックを解除しようと…俺の誕生日を入力。







…あれ?







間違えたかな。








…。







もう一度。








俺の誕生日を入力。







でも…ロックは解除されず…。







…。






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そーゆー…事か。








…。







もう…Aは俺のじゃ…ないんだった。






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作者名:グラノラ | 作成日時:2017年8月8日 19時

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