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これでよかったのか…。
それとも、これじゃいけないのか…。
正直。よくわからない。
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でも、もう…腹をくくろうと思った。
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雄也のために…別れたんだもん。
大好きな雄也のために。
…思い出せば…あの日。
別れを切り出したのは雄也。
辛そうな雄也を目の当たりにした。
初めて…あんなに余裕のない雄也を見た。
でも、雄也をそんな風にさせてしまったのは…私。
だから、これを機に…解放してあげようと思った。
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そう。それでいい。
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私がどこか遠くへ…。
アメリカに行っちゃえば…もう、雄也だって…。
私だって…。
お互いに思い出す事も…少なくなる。
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今はどーにもならない事も、きっと。時間が解決してくれる。
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…。
なのに…濡れない体。
…どーして。
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時間をかけて…キスをした。
耳を噛まれ…蓮の吐息を近くで感じた。
身体中を愛 撫され…気持ちいい。
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なのに…全然。
濡れない。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2017年8月8日 19時