検索窓
今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:105,459 hit

2954 yuya ページ4

☆yuya said☆







.








.






花火も終盤に差し掛かったころ…。






新人看護婦さんが病室に来た。







「間に合ったー♪」って…息を切らせ、元気よく入ってきた。







窓際に立ち…豪快に上がる花火を見てる。







…。







ちょっと。俺は花火に飽きてきた頃で…ベットに座り、携帯をいじる。







包帯で視界が塞がれてる間は、携帯もいじれなかったから…。







たまってるLINEの返事を返していた。







.







.







めんどくせーから、病室はオープンにしていつでも誰でも花火を見に来ていいようにしといた。








次第にポツリ。ポツリ。人が減ってく。







と…最後には、俺と新人看護婦さんだけになってしまった。








.







.






「ゆうやん。と…2人で花火が見れるなんて…ね。w」






.







.





そー言い…新人看護婦さんは俺の隣に座る。







.








.







新人看護婦さん「キレイ…ですね。」







雄也「…ウン。」









新人看護婦さん「…。」







雄也「…。」








新人看護婦さん「Aさんは…来たんですか?」








雄也「いや。来なかった。」








新人看護婦さん「そーですか。

…。」







雄也「包帯…取れるから、来て欲しい。って、行ったのに…。」







新人看護婦さん「…?

あっ…それでですかね。

午前中…来てましたよ…ね?」







雄也「…!?///

いつ?

俺…会ってないけど。」








新人看護婦さん「包帯を外すからって…車イスで検査に行ったでしょ?

あの時。ちょうど…入れ替わりで…。」








雄也「…マジ!?」







新人看護婦さん「でも、検査から戻るといませんでしたね。

病室にはジャニーさんだけでしたもんね。」








雄也「…。」








.








.








.

2955 yuya→←2953 yuya



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (147 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1173人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:グラノラ | 作成日時:2017年8月8日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。