2900 yuya ページ50
☆yuya said☆
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「ハスキーボイスで…かっこよくない!?」
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楽屋にて、かすれた声で歌ってみせると…。
「…ステキ。w」って…伊野 尾くんが、テキトーに俺をあしらう。w
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今日さえ終われば…少し休める。
今日さえ…こなせば…。
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普段。あまり薬に頼らない俺は、光くんからもらった風邪薬がよく効いて…スゲー助かった。
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アンコールまで無事に終え…。
「オーアイニー…♪」
裏に引っ込む。
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…終わった。
気付けば…風邪薬の効き目も切れてたけど…。
もう…終わったんだ。
帰って…休む。
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コンサートで汗をかき…脱水症状…?
それとも…熱が高いのか…?
ふらつく足元。
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手すりにつかまり…1段ずつゆっくり降りる階段。
みすぼらしく…ヨタヨタ。w
重たいブーツを引きずるように…。
でも…いいんだ。
もう…スポットライトを浴びてる訳じゃない。
誰も見てない。w
終わったんだから…。
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やっとの思いで…1段ずつ。
気が抜け…ふらつく足元。
…その時。
階段の下が一瞬。二重に歪んで見えた。
…。
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…っ…うっわぁ…!!!!!
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「高木!!!!!?????」
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落ちる…!!!!!
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作者名:グラノラ | 作成日時:2017年7月2日 21時