1475 ページ25
.
.
どこで何を間違えたんだろう…。
.
.
午前0時を過ぎたら、私が1番に言うはずだったのに…。
.
.
まぁまぁまぁ…。
よく考えれば誰も悪くない。
しいて言うなら、バイトを入れた私が悪い。w
.
.
だから、絶対。雄也に八つ当たりはしない!!
って、そう決めた。
.
.
トボトボ歩く帰り道。
考える事は、雄也の事だけ。
.
.
雄也はきっと…。
私の事を心配してる。w
今頃、私を心配し過ぎて自分の誕生日どころじゃないはず。w
ここはひとつ。雄也が楽しめるように…。
気の利いたメッセージでも送ってあげよう…カナ…。w
.
.
.
[抜けられそうにないでしょ?]
[楽しんできてね。]
…。
[今夜は…。]
.
.
待ち構えていたかのように、すぐに既読になるメッセージ。
.
.
[今夜は…。]
その先は指が震えて上手く文字がうてない。
.
.
[2人でお祝いしようね。]
[お誕生日。オメデトー。]
.
.
やっとの思いで伝えるメッセージ。
文字をうってる途中で、視界がぼやけ…。
瞬きすると画面に落ちる涙。
.
.
ホントは…。
私。
そんなに心。広くないよ。
.
.
早く。
帰って来て。
.
.
.
741人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:グラノラ | 作成日時:2016年3月29日 20時