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遅くなっちゃった…。
雄也…。 退屈してるかな…。
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「おせーよ。」って、言われるかな…。って想像じながら病室に入ると…。
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新人看護婦さんが一緒にいて…。
雄也に点滴するところだった。
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「紗希。ほら。もう一回。w」って…。
状況はよくわかんないけど、雄也は新人看護婦さんの事を下の名前で呼んだ…。
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紗希「あっ…。 できた!!
ゆうやん。できたー…。w
ゴメンナサイ…。
3回も痛い思いさせちゃって…。」
雄也「やっとかよ…。w
今度から注射は、かわいい看護婦さんにやってもらう。
紗希は出入り禁止ー…。w」
紗希「ホントにすみませんでした。
練習して上手くなりますから、出入り禁止は勘弁してー…。w」
雄也「あはは…。w」
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なんか会話に入れず、私は持ってきた荷物と共にソファに座っていた。
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「すぐ夕食持ってきますね♪」と言うと、新人看護婦さんが出ていき、2人きり。
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…。
気まずいんですけど…。
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全然。退屈そうな感じはないし…。
「退屈してた。」「遅いよ。」って言われるかもって、期待してた私がバカ…。だった…。
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普通の雄也なら甘えてくるはずなのに、記憶のない雄也は、口数も少なく…。
当たり前だけど、よそよそしい…。
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新人看護婦さんを下の名前で呼んだりして…。
楽しそうだったし…。
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忘れられるって…。
あー…。
切ない。w
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作者名:グラノラ | 作成日時:2015年7月19日 8時