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周りを見回すと…。
ちらほら人がいるけど、会社の人はいない。
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雄也を見上げると、「まだー?」って催促してくる。
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A「中野さんに怒られる…。」
雄也「あはは…。w
ﾊﾞﾚなきゃいいんだろ?」
A「でも…。」
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なかなか。ｷｽしない私に呆れ…。
雄也は停めたﾊﾞｲｸに横向きに腰かける。
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もう一度。周りを確認して…。
雄也の足と足の間まで、一歩。進んで近づいて…。
少し背伸びをして…。
雄也の肩につかまるように手を置いた。
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雄也はすかさず、私の腰に両手を回す。
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私から１回…。
雄也から１回…。
軽く唇を重ねる。///
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A「休みたい…。」
雄也「どーした?
寿退社するまで、頑張るんだろ?」
A「それはそーだけど…。」
雄也「…。
俺ね。ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ。仕事する女性…。
ｽｷだよ。w」
A「ｳﾝ…。」
雄也「せっかく間に合ったんだから…。
ほら…。w」
A「…。」
雄也「…。
じゃー…。 迎えに来ようか?」
A「いい…。
中野さんに怒られるからいい…。
雄也と外で会わない。って約束したの。
今日。いきなり。約束破っちゃったけど、これからはちゃんと守るから。」
雄也「…。」
A「雄也も、うちに来ちゃﾀﾞﾒだよ。
会うのは雄也の家でだけ。」
雄也「えーーーーー。
厳しーーーい…。」
A「私がいつか寿退社できるように。w
ねっ? 雄也も協力して!!」
雄也「無理ーーー…。」
A「お願い。」
雄也「ﾔﾀﾞ…。」
A「別れるような事になってもいいの?」
雄也「ﾔﾀﾞ…。」
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年6月29日 7時
