4707 yuya ページ7
☆yuya said☆
.
.
「雄也…!!」
「早く!!」
.
.
先を行くAが俺を呼ぶ。
「月が出てるよー…。w」って…浮かれた声が聞こえてきた。
俺は別に…急ぐ事もなく…普通に歩き…。
Aの元へ…。
Aは、「もう。遅いよ…。w」って…すねる素振り。
そして、「あっちの方まで行く…?」って…俺を見上げた。
.
.
無邪気に俺を見るA。
俺の気も知らないで…。
クリクリの目で…俺を見上げる。
俺は、Aを何となく抱きよせ…。
「奥まで行く?」って…聞いた。
Aは、急に静になり…ただ。頷いた。
.
.
そのまま。手を握り…歩き出すと…。
Aも…俺に手を引かれ歩き出す。
…。
.
.
だーれもいない海。
日中は賑わってんだろーけど…。
夜は…誰もいなかった。
まぁ…もともと。穴場だしな…。w
.
.
波打ち際を…散歩。
繋ぐ手が汗ばむ…。
Aは俺の方を見ず…視線はずーっと海の方。
手は繋いでても…体は海の方に向いていた。
.
.
ちょっとした岩を登り…見晴らしのいい場所へ。
岩を登ると…Aの手がパッと離れ、Aは先の方へ走り出す。
…正面には月。
…。///
いつも以上に、月が綺麗に見えた。
.
.
.
.
252人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:グラノラ | 作成日時:2019年8月23日 6時