検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:43,698 hit

4716 yuya ページ16

☆yuya said☆







.








.







柱の影で…キスをした。








ひとこと。「待ってる…。」と伝え…。








もう…1度…。








.







.







Aは…目を開いたまま…。








もしかすると、柱に頭をぶつけたかもしれない。








後頭部を右手で…さすっていた。w









が、何の反応もなく…。








柱の影から出ていく…。









…。








.








.






小走り…。








スーツケースを引っ張り…。








タクちゃんの方へ。








…。









俺は、その背中を、見届ける。








ヒラヒラ。なびく…長めのスカート。








長い髪…。








小さな背中。









…。








何一つ。見逃さないように…。








じっと…見つめた。








.







.






数m手前でタクちゃんはAに気付く。








気付くと…壁にもたれるのをやめ…1歩。2歩。Aに近づいた。







そして…。








タクちゃんは、右手を伸ばし…Aの頬をかすめ…。







軽くハグするように…Aをぎゅっとした。








…何か話しているが、マスクをしているから…内容はわからない。








口元は見えなかった…。








.








.







ひとこと。ふたこと。言葉を交わし…。








タクちゃんはAスーツケースに手を伸ばす。








自分のトートバックをスーツケースに乗せ…歩き出す…。









.









.








…!?///









ぁ…。









.









.









.

4717→←4715 yuya



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
252人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:グラノラ | 作成日時:2019年8月23日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。