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抵抗もむなしく…エスカレートする雄也。
抵抗。っていっても…。///
…。///
本気で抵抗してたわけじゃない。
心のどこかで…「もっと。」「もっと。」と、欲しがっていたのは事実。
私は…強引な雄也に没頭するあまり、携帯が鳴っている事に気付かなかった。
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雄也「…?」
A「っ…ぁん。///」
雄也「携帯…。」
A「…。」
「鳴ってる…。」
A「…!?///」
雄也「…。」
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我に返る私。
マナーモードで静かに震える携帯。
…いけない事をしている。という認識があり…。
私は心臓がドキドキ。痛かった。
起き上がり…携帯に手を伸ばすと…。
着信は…タクちゃん。
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「出れば…?」と、私を睨む雄也。
まくり上がったパジャマを直す私。
沈黙の中。なかなか。鳴りやまない携帯。
…。
指をスライドさせ…。
電話に出ると…。
雄也は、諦めたように頭を掻き…。
短めのため息を吐き捨て…。
…。
窓から出ていった。
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タクちゃん「…?
A…?
聞いてる…?」
A「…!?///
…ウン。ウン。
聞いてるよ…。」
タクちゃん「明日。都内でいいんじゃろ…?
部屋とったから。」
A「…ウン。」
タクちゃん「中華街…。
案内してくれるんやろ…?」
A「…ウン。」
タクちゃん「…。w
楽しみにしとく。」
A「…。」
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…。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2019年8月2日 6時