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「タクちゃん。ってさ…。」
「×××××って名前のグループで活動してんだろ…?」
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…!!!???///
「なんで!?」
「なんで!?」
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ズバリ。当てられて…動揺を隠しきれない私。
「ち…っ違うよ…。///」と嘘をついたけど、遅かった。w
私の慌てっぷりを見れば一目瞭然。
…その通り。
タクちゃんは×××××ってグループ名で活動している。
けど、その中の誰なのかまでは、わからないみたいだった。
まぁ…。
本名…出してないし。w
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雄也「どいつ…?」
A「教えない。w」
雄也「紫か…?」
A「教えないってば。w」
雄也「黄色か…?」
A「教えない。w
っていうか、なんでわかった…?」
雄也「大阪城ホールのスケジュールを調べた。
この前の土日をおさえてたのは、×××××だったから…。」
A「…。w
はぁ…失敗した。」
雄也「バーカ。」
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言いたい事は色々あるんだろうけど…。
タクちゃんに対しては、何も言わない雄也。
そこは、男らしい。
なのに…。
どこか。しんみり…。
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雄也「井上さんの時と同じ…。」
A「…?」
雄也「いや。
状況的には、あの時より悪い。」
A「…。w」
雄也「もう。
お前を取り戻すのは…。
100%無理な気がする。」
A「…。」
雄也「力ずくで行くしか…ないかな…。」
A「…力ずく…?」
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作者名:グラノラ | 作成日時:2019年8月2日 6時